2007.4.19
イタリア最終日。
ヴェネツィアからヴェローナへ。電車が40分遅れて到着。
駅のインフォメーション（観光案内）に行き、ホテル一覧の分厚い本と地図をもらう。
早速歩いてホテルを探す。
駅から10分位のところで2・3軒当ってみるが、空いてないとのこと。
ここで、ふと思って、今日みたいに電車が遅れたらフライトに間に合わなくなる。
ってことで、空港のあるミラノに行くことにした。
ミラノ到着15時。ホテル探しの時間としては遅い。
ガイドブックのうろ覚えの脳内地図でホテル街を片っ端から当る。
一つ3星ホテルが空いていたが380ユーロ（約63,000円）。無理！絶対無理！
結局15件ほどまわったが空いていなかった。
ってことで、街に置いてあるフリーペーパーをゲットして野宿の準備。
初日に野宿したカルドナ駅周辺は嫌なので空港に向かってみることに。
タバッキ（タバコ屋）でマルペンサ空港行きのチケットを購入してバス乗り場へ。
すると、ホテルの予約できる場所がある。
ためしに入ってみたら、受付のババアがえらい剣幕で「CLOSE！」と叫んでいる。
一つの窓口は空いていたので、そこにならんでいると、また「CLOSE！CLOSE!」
ここで、俺の中の何かがプッツン。
『あん？うっせーんだよ、○○ァ。それでも客商売かゴルァ！』
まぁ日本語分かんないだろうし、すっきりした。笑
そんな最悪の気分でバスへ。
一応、バスの近くにいたオッサンに『このバスはマルペンサに行くか？』と聞くと。
オヤジ：「いや、マルペンサじゃなくてマロペンサだ」
俺：『マロペンサ？』
オヤジ「いやマロロロペンサ」（巻き舌）
俺：『マロロロロロペンサ？笑』
なんてやりとりしてたら、楽しくなってきた。
バスに乗り込むとアップテンポのレゲエが流れている。
ここで、ナポリで出会った女性から電話が。
今はフィレンツェにいるそうだ。
頭の中でフィレンツェまでの行き方を思い出す。
今から列車に乗ればギリギリ間に合いそうだ・・・。
そんなことを考えている内にバスの扉が閉まって、走り出した。
彼女は2・3日中にスイスに入るそうだ。
もう逢うことはないだろう・・・。
Buon viaggio!
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