2007.4.15
早々にローマを立つ。
『世界の車窓から』に出てきそうな綺麗な山道を抜け、真っ青なアドレア海へ。
ホテルのチェックインまで時間があったので、アドレア海を見たくてひたすら歩く。
BAR(日本のバーとは少し違って、どちらかというと立ち飲み)は既に混んでいた。
ここでも日本人に会うことはなかった。
そうこうしているうちにチェックインの時間。
ホテルに行って荷物を下ろし、お勧めのトラットリアを聞いたら何件か地図付きで教えてくれた。
早速駅前に行って、タクシーの運ちゃんに行き方を聞く。バスで5分位らしい。
今の場所も確認するために、20歳位の女性にも聞いてみた。
見た目は大人っぽく見えたが、しゃべってみるとまだあどけない中学生か高校生くらい。
はにかみながら、しゃべる感じがとても可愛らしかった。
結局、歩ける距離なので歩いて行くことにした。
(バスに乗ると景色が早送りになってしまう気がして、この旅ではひたすら歩いた)
街中に行くと、こんな水道が。
イタ公の遊び心が好きだ。
ちょうど、日没の時間なので船のターミナルへ。
(アンコーナからギリシャへの船が発着している)
アドレア海に沈む夕日を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごす。
トラットリアに行ったが、お休みみたい。
結局近くのリストランテへ。
時間が早いのか、客は俺だけ。
コース料理と白ワインをオーダー。
日本では、コースを頼んでもビールだったが、こっちに来てワインが好きになった。
やはり食前・食中酒はワインが合う。
この白、スプマンテ(スパークリング)みたいで、とても飲みやすかった。
スパイスの効いたミネストローネ。
イタリアはコーヒーにしてもスープにしても、ぬるい。笑
このスープにいたっては冷たいくらいだった。
ただパンにつけて食ったらすごく美味かった。
白身魚のソテー。中はレア。
味付けは、オリーブオイルとバルサミコ酢のみ。
海草と一緒に食べると、海草にソースが絡まって絶品。
マグロともやしのオリーブオイル・岩塩・そしてしょうゆ。
皿が運ばれてきた瞬間、すごく懐かしい香りがした。
最近のイタリア料理は”しょうゆ”を割りと取り入れてるそうだ。
2品目とはうってかわって、めりはりのある、しっかりとした味付け。
俺の胃袋はそろそろ限界。笑
白身魚とスパイスを練りこんだパスタ。
1/3位食って下げてもらった。
デザートは別腹。
なんといっても美味かったのはバナナのジェラート。
バナナってこんなに香りがよかっただろうか。これは日本に戻ったら作ってみたい。
最後はエスプレッソで締め。
しめて40ユーロ。円安のことを考えても安いかな。
同じ部屋の宿泊者はギリシャ人の学生2人。
「海岸で写真撮ってただろ?プロか?」と聞かれた。
『趣味だよ』と答えたが、やはり東洋人は目立つのか。
写真を撮るなら、オーストリアが綺麗だそうだ。
ギリシャの酒をもらった。ouzoという、水を入れると白く濁るやつ。
そうそう、外人からすると俺の名前はとても難しいそうだ。
漢字だと簡単なんだけど。笑
「カラテはできるのか?」と聞かれたので、『もちろんだ!日本人なら誰でもできる!』といって
適当にパンチだとかキックをしておいた。正しい日本人のイメージを植えつけておいた。笑
この2人とはメール交換した。
中々楽しい夜だった。
***
イタリア旅行の画像はこちらとこちらへ。
> ギリシャの酒をもらった。ouzoという、水を入れると白く濁るやつ。
それ、フランス人のお家にお邪魔した時、ご馳走になりました。
南仏の名物だって言ってたよ。(ちっとも美味しくなかったけど・・・。)
オーストリア、行こう!
ばかちん(こ)ツアー組んで行こうよ!
私、できたら今年中に行きたいと思ってます。
○のりちん(こ)さん
>南仏の名物だって言ってたよ
これは、ギリシャのお酒ですよ。
でも南仏で飲んだのは銘柄が違うかもしれないですね。
>オーストリア、行こう!
俺も行きてー!
でもナポリにも、もう一度行きてー!